2014.3月kuraché「豆と米のある暮らし」開催フォトレポート②
2014年3月の「豆と米のある暮らし」開催フォトレポート①のつづきです。 Quatre Quarts(カトルカール)さんは7日間とおしで出店されました。北海道栗山町産の米「おぼろづき」で焼いた米粉のシフォンケーキやラスクを中心にご出店。北海道名寄産のもち米「はくちょうもち」でつくった塩蓬もちなどの和菓子ももってこられていましたが、大変人気がありすぐ売り切れに。米粉シフォンケーキのしっとりとした味わいに、試食をして買われたお客さまも多かったのではないでしょうか。 JAびばいさんは、新商品の「てしごと味噌」「てしごと醤油」とともに、雪エネルギーをつかって新米に近い状態が長期間たもたれる雪蔵で保管している、「雪蔵工房おぼろづき」も。イベントならではのお買い得価格もうれしい。手づくりのポップにもほんわかさていただきました。 同じく美唄市は峰延町から、気ままな主婦の会さんがご出店。自分たちで商品開発したギャバ大豆「発芽姫」商品をはじめ、田んぼの畔にハーブを植えて低農薬につとめて生産しているイチオシの「みねのぶ産ハーブ米」など、魅力的な商品がならびました。 美唄市からさらにもう1店舗、美唄こめこ研究会さんは、美唄産の米粉でつくったさまざまな商品がならびました。ネーミングやパッケージデザインがユニークなものも多く米粉の可能性が広がっています。米粉をまぶしているほか、美唄産大豆でつくった味噌を下味につかっている「米粉ザンギ」は、美唄こめこ研究会さん主催のお料理教室などで家庭にも広がりを見せています。 協和の里もち工房愛ふくふくさんは、北海道愛別町でもち米と小豆等をつくられています。今回は「もち米」「豆」そしてそれらでつくったお餅やずんだもちなどをもってこられていました。甘さが控えめなためか、素材本来の味がしっかり味わえるお味にみんなにこにこ。 冷えてもごはんがおいしいと評判のお米「ななつぼし」を、独自の循環型農業のルートで農家さんに栽培してもらっているレビオさん。今回は買いやすいさまざまなサイズで販売されていました。 新しい農業技術の開発を行っている農研機構北海道農業研究センターさんは、菓子や米粉めんへの加工に向く高アミロース米品種「北瑞穂」とアルカリ製法で製造した高品質米粉をご紹介。こちらの米粉をつかった商品を、隣りで出店されたワークセンター栗の木さんでは「玄米クッキー」、お菓子のドルチェヴィータさんでは「バウムクーヘン」として販売されました。 ワークセンター栗の木さんでは、北農研さんが研究開発した米粉やペポカボチャの種をつかった玄米クッキーを販売。1日目は黒大豆「黒千石」をつかった豆パンや、黒千石のスティックブラン、豆角食パンなども販売されており、豆ファンにもうれしい品ぞろえでした。 札幌市清田区にお店のある、お菓子のドルチェヴィータさんは、小麦と北農研さんが開発した米粉のブレンドつくったしっとりなめらかな食感のバウムクーヘンを販売されていました。大豆ピューレたっぷりの「SOYバウム」やカットサイズのものや味のちがう各種米粉のバウムクーヘンのほか、「豆」の入ったチーズパンなどのパンも。大豆ピューレはセル技術という製法でつくられていて、大豆をまるごと使っているので豆乳よりも栄養豊富なのだそうです。 そして、米といえば「もち米」の作付面積日本一の名寄市から、「日本一のもち米の里「なよろ」」さん。今回はおもちやおかき、そしてもち米でつくったベーグルや角食パンを特別にクラシェにて販売されました。「もちつき名人による実演」コーナーも好評でした。 各回の開催情報:http://kurache.com/blog/?cat=4 各回の開催レポート:http://kurache.com/blog/?cat=2 |